今回は床もみじで有名な群馬県桐生市の「宝徳寺」を取材してきたのでその様子をご覧いただきます。

寺の縁起によれば、宝徳寺は室町時代の宝徳年間(1450年頃)に創建された臨済宗の古刹で、磨き上げられた床に周囲の紅葉が映り込む「床もみじ」で有名です。
磨きあげた28畳の床に紅葉が映えます。
こちら(→)が“Behind the Scene”

皆さん(もちろん私も)ご本尊に足を向けて、這いつくばって、無我夢中です。(笑)
火灯窓から眺める枯山水のお庭と紅葉が素敵です。
本堂の床もみじのほかにもSNS映えするフォトジェニックな設えが随所にあり、禅寺とは思えないお洒落な境内はもはや寺院というよりアートギャラリーの趣きさえあります。
観光バスが着いたのでしょうか、床もみじを眺める本堂は来場者で鈴なりです。


退出する頃には平日というのに駐車場が満車で、入場待ちの車が1kmほど渋滞していました。


 
宝徳寺を切り上げてお隣のみどり市にある「高津戸峡」へ回りました。
渡良瀬川が刻んだ深い渓谷で、「関東の耶馬溪」と称される景勝地です。
左岸に遊歩道が整備されていて紅葉を間近に眺めることができます。
高津戸ダムを間近に眺めることができます。


高津戸峡の近くの大間々(おおまま)にある「蔵人新宇」というお店に立ち寄りました。
ここは足尾銅山が盛んだった頃に栄えた陶器商の蔵をフィーチャーした施設で、古い陶磁器や生活雑貨の販売、宿泊施設、カフェなどがあります。、
カフェのエントランスには陶磁器の細片があしらわれています。
由緒ありげなカップで美味しいコーヒーをいただきました。


カフェの2階からは蔵の小屋組などを見学することができます。


ということで、今回は晩秋の北関東を歩いてみました。
最後までご覧いただき有り難うございました。





     
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